ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

イルミナティ/世界を操る闇の秘密結社

 

うーん呆気ないな……イルミナティって陰謀論で良く聞く名前だけれども、実際に何があったかを知ると、まあ驚くほど呆気ない内容になってしまうんだなあ。作品中でもかなりしつこく強調していたけれども、世界を闇から牛耳るなんてあり得ないことがよくわかるっつーか。いやまあ、こういうのって「あり得ない」って強調すればするほど逆効果になるんだろうけれどもさぁ……

ってか当時の啓蒙の空気って全然良くわかんねぇなあ。宗教と知識人の関係もかなり微妙な感じで、学問を学んでいたからといってそれが宗教と切り離せない感じがものすごくて、それを今の自分が想像するのがめちゃくちゃ難しいというか……秘密結社というかフリーメーソンって仕組みがその文化で培われたものだろうから、そこに接ぎ木されたイルミナティなんてさらにわかりづらくて当然って感じよねえ。

イルミナティの同士を確認する握手、みたいな細部は面白かったけれども、その他についてはそこまで興味深い事実はなかったというか、サラッと流してしまった内容であった。やっぱり今の自分の知識との接続がないとダメね……