U-NEXTで見たんだけれども、冒頭に Amazon Studio のロゴが出るのね。まあ契約によってはそういうこともあるんだろうけれども、ちょっとサービスを確認してしまうよね。
最初は時間軸が「?」となったけど、未来の放射能の発見がもたらした悲劇をクロスカッティングしてんのねー。まあ意図はよくわかるけど、しかし露骨ではあるよなー。もちろん科学の進歩が悲劇をもたらしうることはしばしば起こるし、ノーベル賞のダイナマイトだってそういう文脈から生まれたワケだけれども、核爆弾の悲劇とかをモンタージュで彼女に重ねるのはどうなんだ? オッペンハイマーみたいな立場だったら、その悲劇に責任を負わせるような編集するのは合理的に思えるけど……チェルノブイリとか重ねられても、それはかなり無理があるんじゃ……
あとこの映画、キュリー夫人をフェミニズム的な観点からも描いててなるほどなーって感じ。っていうか夫の理解度がすごすぎてねえ。こういう時代にこういう環境で成果を出すためには、こういう周囲との衝突を苦にしないタイプじゃないといかんかったんだろうなあ。
しかし、なんで急にアニャ・テイラー=ジョイが出てきたのかと思ったら、娘さんもまたノーベル賞とってるのね。いやー、知らなかった。ビックリだよ。