ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

 

なるほどなー、こういう図式の恋愛映画がアリなのはすごいなー。

そりゃまあ男性の有名俳優が美人の若いヒロインと結ばれる話に批判的な視線が向けられてるのはわかるけど、なるほどこういうアングルで定型に寄らないカップルを描く弧とができるんだなーって感じ。まあコレも、国務長官を女性が務めることが普通にアリの国だからできる角度ではあるか。日本でこういう作品をつくることを考えると、うーん、やっぱ難しいだろうなーとか考えちゃうよねえ。そもそも国務長官がモリーでダンスしてるシーンとかアカンやろな。

まあ戯画化されている内容だし、メインの役どころの性質もあるのだろうけれども、それにしたって生活の中に政治が食い込んでいる世界の話だよなーとは思った。親友が共和党支持者だってわかったときの争いがちょっとビックリするというか、そもそも身の回りの人間がどの政党を支持しているのかが、会話の内容やらライフスタイルやらで、常に意識できるようになってるってことだよなあ。アメリカの映画って、時々そういうバックグラウンドがあったことが示されてビックリすることがあるんだけれども、どれだけ経っても慣れないよなあ……