ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―

 

前半で結構ドラマが仕上がっちゃってる感じがするよなー。後半、それが本当に渡るかどうかのサスペンスもわからんではないのだけれども、主人公たちが主体的に困難を乗り越えていくところの面白さに比べるとどうしても見劣りするというか……スピルバーグだったら、実際に現地に乗り込んで、医者を丸め込むところをハラハラドキドキでやるんだろうなーとか思っちゃったよ。

しかし結局一番重要なのはオッサンの三角関係の話だからなあ。決して「すげえええええ」って感じもしないんだけれども、このくらいの熟年のおっさんたちが、色恋に迷って国家の命運かかったプロジェクトの上でバチバチやる、というのはもうしょーもなさすぎて目が離せないよ。すき。

シチリア上陸ってのはそれだけ国家の命運がかかったプロジェクトだったんだねえ。ノルマンディ上陸もそうだけれども、そこら辺イギリスは上手く情報戦をやったわけだ。まあ、えげつないことばっかりしてるもんなあ。

にしても、スパムって一発で時間と場所をわからせちゃうアイコンになってるのね。いきなりドーン! と出てきて思わず笑っちゃったよ。