このルック(っていうの?)で一本作っちゃうんだなーと思った。なんかアニメと言うよりはゲームで慣れた映像で、日常を描いてるのに慣れるのちょっと時間がかかるのはあったな。まあ、このくらいのリアリティレベルならこのくらい映像も浮かせちゃった方が良いんだろうなーと思った。所々、ライティングのせいで邪魔な影が要らない場所に落ちていて、それはちょっとざわついたんで、本来ならもう少し詰めるべき何だろうなーとは思ったけど。
まーしかしストーリーがマズいよなあ。っていうかあの先生、学校を辞めて良かったよ……あの年齢でアレだけ作れる生徒の行動を、アーティストのみょーなプライドで砕いてしまう人間、全く教師に向いてないでしょ。まあ、人の心をああやって雑に扱う人間だから、他人の琴線に触れるような音楽をつくることもできないんだろうなーと納得はしたけど。ってか、あの音楽が「諦めた人間の歌」としてきちんと完成しているなら、ちゃんとPVを先生が「うわっつらで」褒めてあげなきゃならない展開だよなー。
アレ一発で「音楽の道に戻ります」ってのは、まあ正直チョロいというか……先生がストーリーを成立させるための装置としてしか描かれていない感じがして、そこら辺はだいぶキツいなあと思いました。