広く浅く色んなトピックを攫ってある感じで、現在の医学の状況に一通り触るには良いかなーっていう感じ。本当は、現在のテック企業がどのように不老不死ビジネスに取り組んでいるかを知りたかったので、ちょっと当たる本を間違った感じはあるのだが、まあ基礎知識として触れておくのは良いことだとは思う。結果オーライ。
でまあ、研究中の出来事も含めて様々触れてあるのだけれども、寿命を延ばすことに断定的なことはほとんど言っていないよね。確信を持って言えるのは「運動で体に負荷をかけろ」で、まあそれをやった方が良いのはなんとなくわかる。あとは食物繊維かなー。最近自分も難消化性デキストリンを撮るようになって便が大変快調なので、これがちゃんと健康にも効いてくれるなら、とらない理由はないなーって感じ。
ほかにもTIPS的な知識はたくさんあったけれども、面白いのはむしろ老化という現象をどのように捉えるのかが最も適切なのかという、前段階の方なんだよなー。ってか、病気を減らすためには若返りが一番効果的で、老化は万病の元……みたいな考え方、言われてみれば当たり前だけれども、なかなか行き着かない視点だよなあ、と思いましたわ。