政治の世界に入る話なのにタイトルが「ハッピーMAX」ってのがよく考えるとだいぶやべーなー。こういう題材だからまあ四角四面にやる必要がないのはわかるけど、それにしたってちゃんとこういう視点で政治の世界に切り込むという気概のあることはやっているわけで、それに全くどうでも良い副題をつけるのマジでやべー。
まあしかし、これって文脈的にはアメリカの政治がバックグラウンドにあって、日本に暮らしてると全然感覚がわかんねー類の話でもあるよなーと思う。一般人が勉強して弁護士になって、それがそのまま政治の世界に繋がりうる――という感覚が、日本には全然ないよなあ。インターンネタとか、日本に暮らしてるとそもそも全然実感が湧かないというか……ライフル協会も、この映画のファン的にはどのような位置づけになるのか結構疑問だよな。
ということで、政治に対してこの主人公で切り込むという、とても素敵なチャレンジだなあ、という感覚はあるものの、一方でチワワへの愛おしさで政治に干渉しちゃうことの頭のハッピーMAX加減はどうなの? という気持ちもなくはないところもあるよな。自分が好きな格好をすることと、化粧品を購入することと、それが資本主義の都合で開発競争されることと、効率化を目指して動物実験がされること、これらが全部地続きになっているように感じられるのが問題なのかもしれない。
