ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ニューオリンズ

 

ニューオリンズ(字幕版)

ニューオリンズ(字幕版)

  • ルイ・ア-ムストロング
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ジャズがどのようにして生まれたのか、その頃の空気を描いた作品ではあるけれども、ルイ・アームストロングが実名で出てる一方、ビリー・ホリデイはフィクションの役柄でメイドやってたり、フィクション混じりで結構混乱しますなあ。ビリー・ホリデイはドキュメンタリー映画で予習しているから、その向こうにリアルな生涯を見ちゃったりなんかもするし、なんか妙なところが面白い。

とはいえリアルなミュージシャンとかが巧みな演奏を披露する音楽パートがある一方で、映画のメインストーリーは白人側にあって、クラシックという音楽の伝統に、ジャズという新しいジャンルが挑んでいく……という構図に、男女の恋愛が絡んでいくストーリー。その辺りはまあベタだけど、音楽の説得力があるから見られちゃうんだよなー。

でも一方で、ジャズが由緒あるホールで演奏されるという目標の達成が、白人演奏者の手によって為されて、なおかつそれが留保なしのハッピーエンドとして描けるのは、なかなか厳しいところがあるよなーとは思った。今だと文化の簒奪みたいに言われちゃうヤツだよねー。ましてビリー・ホリデイは「奇妙な果実」とか歌ってるわけでさあ……

あと偶然だけど、この後映像の世紀で「奇妙な果実」の回を見たりしたので、あージャズとかブルースとかそういう風に繋がっていくのね……というのが大変わかりやすくて良かったです。