ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ハロウィン

 

やっと観られた! カーペンターのハロウィン! サブスクだけじゃなくて、有料でもどこでも配信してなくて、観る機会がなかったんだよね。U-NEXTはこういうの古い映画を入れてくれるので大変助かります。

カーペンターはかなり好きな監督だけれども、この映画に限って言えばむしろその後のホラーのスタンダードになってる感の方が強いよなあ。「僕らを作った映画たち」でも「13日の金曜日」でこの映画が触れられてたと思うけれども、そういう記念碑的な作品なんだろうなあ。「エルム街の悪夢」とかも、確かこういう一軒家を舞台にしてたよねえ。部屋のライティングをコントロールして、いつもの空間を恐ろしく見せる……というのは、なるほど確かに恐怖を感じるなあ、と思う。それにこの顔マスクの白さが上手くかみ合ってるのね。ってかブギーマンってこのことか。ジェイソンなんかのキャラの立ち方に比べると、どうしても劣っているように見えちゃうよなあ。ビジュアルとかも結構似通っていると思うんだけれども、どうしてこんなに差が生まれたのかなあ。

あと、あんまりカーペンターっぽくないって話はしたけれども、音楽はカーペンター節が炸裂している感じですね。あとOPの(チョイ疑似)長回しとかも気合いが入っていて良い。神視点かと思ったら手の挿入で主観視点であることがわかり、さらにそれが子どものものであったことがわかるという二重の工夫で、ツカミはオッケーって感じだよなあ。