ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

 

うーん、これもうちょっと早く知りたかった。まーこのブログなんかは他人に見せることはどうでもよくて続けることが目的で自分のために書いてるから推敲なんてほとんどしてないんだけれども、このほかにきちんと文章を書いたり見たりする機会もあるわけで、そういうときにこの本があったらすげー助かったんだけどなあ。

この本に書いてあることって、ちゃんと日本語を書こうとすると推敲の中で自然と修正されることばかりなんだけれども、普段日本語を書き慣れていないとたぶん「どこがまずいのか」っていうのが体感的に全然わかんないんだろうなあ、という文章が上がってきたりするんだよなー。で、いちいちそれに指摘をしたりするんだけれども、「なぜこの文章がまずいのか」みたいなのを言語化する作業で結構頭を使ってしまう。「この重複が気になるのは自分だけ?」「この時制の混乱が気にならないの?」みたいな。もともときちんと日本語の校正のトレーニングを受けたわけでもないしね。

そういうときに、この本が指針としてあると、すげー楽だったんだよなあ。自分が引っかかる日本語の違和感が大体網羅されている感じで、「うん、この箇所はあの本にも載っていたからオレだけの問題意識じゃないぞ」というのがわかるだけで、だいぶ心清らかに修正の指示ができるようになったはず。いやー、ほんともうちょっと早く読みたかったなー。