「クレイマー、クレイマー」かな? と思ったら本当に「クレイマー、クレイマー」だったよ! 裁判の話だった。
いやー、ミア・ファロー、いいね、すごいね、という話になってしまうなこれ。役者としても魅力的だなあと思っていたけれども、私生活でもまあ、こんなに苦労しつつも尊敬できる生き方をしていらっしゃって、いやあ、憧れますねマジで。信頼し合っている家族の姿とか、もう涙なくして見られないでしょう。現在のミア・ファロー、本当に綺麗だよ……いやあ……ああいう風に年を重ねたい(トラブルは当然ない方が良いけど)。
いや、metoo運動に合わせて女性の性被害の告発をテーマにしたドキュメンタリーはぽつぽつ見るけれども、ここまで家族の「愛情」がテーマになった作品ってそんなにないと思うんですよ。やっぱりね、今のパートナーと共にカメラの前に座って、震えながらも物事を語ろうとして、そこで重ねられる手のひらを見てしまったら、本当にね、幼児虐待とかあってはならんって思いますよね。ああいう映像が、心に訴えかける説得力になるんだなあ……
ウディ・アレンの映画はまあ人並みに見るし人並みに好きだけれども、いやー、このドキュメンタリー見た後だと、やっぱりまともに見られそうな気はしませんね。あと、親権を巡るあれやこれやは本当に眉にツバつけて見なきゃならんのだなーとは感じました。