ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

全貌ウィキリークス

 

ウィキリークスは出た頃の話題性がめちゃくちゃ大きくて、でもなんかうさんくせーし良くわかんないなーと放置していたんだけれども、まあいい加減知らなきゃならんだろうと思って読み始めた。もう結構前に出版された本だけれども、基本的なところは大体抑えられる感じでとても良いと思います。

というか今から10年以上前の出来事だけれども、現在の社会で表面化している問題が一足先に提示されていたんだなーってことに驚きますね。後ろの方できちんとまとめてあるけれども、インターネットが国家ではなく私企業によって共有されいていることから生まれる潜在的なリスクだとか、あーこれこないだウクライナの戦争でアメリカの大手プロバイダがやった問題じゃん……みたいな気持ちになる。表現の自由と国家の安全保障、公共の利益の問題なんかは、Qアノンの問題とかに容易に繋がるしなぁ。

それにしても、こういう社会にインパクトを与えるハッカーって、その出自が普通と少し違っているもんなんだなあ。マージナルな存在であることが、現状の社会の枠組みを揺るがすための重要な視座になる……というのは、繰り返されることなんだろうなあ。だからこそダイバーシティは重要。

それにしてもウィキリークス、最近あんまり話題になっているのを聞かないので、どうなってるか調べてみるか……