ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ビートルズとインド

ジョージ・ハリスンがインドに影響を受けて……というのはさすがにオレでもしっているけれども、もう少し深く知りたかったので再生。

でもまあ、改めて考えるとそもそもインドってイギリスの植民地だったわけだよねえ。リバプールだって貿易港としてインドとは因縁浅からぬ仲だったわけで、それでもここまで他文化の音楽がシャットダウンされていた、という当たり前の事実にハッとさせられるよなあ。だからこそ、ビートルズがインド音楽のニュアンスを取り込んだのがセンセーショナルだったのだろうけれども……

でまあ、その逆もまた然りで、日本に住んでてビートルズフィーバーを聞いたことがあるから違和感ないけれども、インドでも同様のことが起こるワケだよなあ。和製ビートルズ、みたいなムーブメントは起こって当然なわけだ。

インドのヨギが女性関係・金銭関係を怪しがられる……というのはいかにもありがちなストーリーなので、後半の流れは納得、というかむしろ和解する方が驚きみたいな所はある。まあどう考えてもうさんくせーよなー。ただまあ、今持てはやされるメディテーションとかマインドフルネスは、ここら辺の流れにあるんだなあ、と思うとどういう風に捉えていいのかよくわからなくはある。あと『ミッドナイト・ゴスペル』でドラッグと禅の関係とかが語られていたと思うけど、こういう背景を考えるとまあ当然なんだなあ。