ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート

 

タイトルがあまりに勢いがあったので思わず再生したら、主役がドニー・イェンで笑った。ロン毛でイケメン役のドニー・イェン! それだけで面白い。風で前髪が顔面を覆ってるのとかあれギャグでやってるでしょ? ねえ? っていうかこの監督イップ・マンのひとなのね。何か雰囲気が変わりすぎてて困惑する。

色々CGでモリモリにしたアクションが見られるけれども、こっちの方向って最近あんまり見ないよねぇ。MARVELがこれだけブイブイ言わせるのだからそういう方向性にふっても受けそうな気もしたけれども、よく考えたらカンフー映画で見たいのはCGじゃなくてあくまで人間のアクションだからなぁ……エフェクト乗せられて強さの表現にされても、いまいち説得力を感じられないのであった。

ストーリーも3人いるけれどもスジがあんまりなくてダラーッとしてしまっていて良くない感じ。もっとキャラの動機をバシッと決めて欲しいよなあ。谷の部分も結構ダラダラ長くて、だいぶ眠くなってしまったのだった。

まあ所々気合いを感じられるカメラがあってそれは面白かったけれどね。狭い日本料理の建物の中でアレだけの人間がわちゃわちゃしているのを俯瞰で見るのは単純に楽しい。