ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

緑の光線

 

緑の光線

緑の光線

  • マリー・リヴィエール
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エリック・ロメールは初めてかしら。こういうのに賞が渡るのはまーわからんなー。わかる日がいつか来るのだろーか。たぶん人間に興味がないってことなんだろうなあ……こういうキャラクターの人物が存在して、生っぽくて……というのはわかるんだが、しかし彼女の行為自体に全然興味が持てないというのは、やっぱり根本的に人間への興味がないんだろうなあ自分、という辛さに襲われる。っていうかこれマジでどうやって楽しんだら良い映画なのか知りたいんだぜ。

しかしまあバカンスはなげーし街を歩いていると男がガンガン声かけてくるしまあこれがフランスなのか、という感じではある。ああいう環境で生きてりゃそりゃあひとりでバカンスを過ごすのはつらかろーなー。

ラストの緑の光線自体はまあちょっと話的には安易かなとも思うんだけれども、その安易さが許容されるだろう作りになっているのもまあわかる。身体を寄せて水平線を見入るところは、シンプルだけれどもまあ一緒に画面を凝視してしまうよな。