ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

フォトジャーナリスト殺人事件: アルゼンチン政財界の腐敗と闇

https://www.netflix.com/title/81404183

アルゼンチンだから腐敗してんだろうなーと思ってたけど想像通りに腐敗していた。ドキュメンタリーとしては想像通りに腐敗している、以上に言うことがあんまりなくて逆に面白味がない……

いや、もうちょっと構成が工夫されていてもいいよね。謎のジャーナリストの死……みたいな導入だけれども、全然謎じゃなくて、ふつーにありえそうな真相がふつーに明らかになっていくだけってかんじがしてしまう。人となりもよくわからんままだし、うーんどういう見方をすれば良かったんだろう。

あと、最近ドキュメンタリーで良く時間軸をきちんと明示する演出が挟まるのが多くて不思議だったんだけれども、あーたしかにアレ必要なやつなのだな、と思った。対立陣営ももう少しビジュアルとして示さないと、予備知識がない人間が見ると混乱する。

後半の、腐敗政治への対抗の象徴みたいに持ち上げられていく展開は、まあ確かに感動的ではあるけれども、しかしそこも結構ぬるっとしちゃってるんだよなー。っていうかその当たりの展開も含めて、あらかじめ知識がある人間が、現実の展開を重ねて感動するようなつくりって感じもするので、なかなか難しいものを見てしまったのかなーとは思う。