ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

リターン・トゥ・スペース

https://www.netflix.com/title/81111324

イーロン・マスクが最近話題になりまくってるけれども、正直人となりが全然わかっていないので、そこら辺ちょっとでも掴めるかなーと思って読み始めた。けど全然わからんなこれ。スペースXのドキュメンタリーとしては順調に成功までの道のりを描いているけれども、ちょっと描いている範囲が狭い感じはする。っていうかこの題材でイーロン・マスクについてこの程度しか掘り下げないのマジで意味わかんないよな……そもそも民間主導で宇宙開発が進むのだって、単に経済的な視点に収まらない問題を広く内包しているはずで……スターリンクとか、一実業家の一存で国の存亡を左右しかねない決断が行われちゃったわけでしょ? そこら辺をスルーして無邪気に打ち上げ成功を追体験する映画は、ちょっとさすがに乗れないところがあるなーと思った。

まあしかしその一方で、やっぱりイーロン・マスクは純粋なんだろうなーとも思わされるのはわかる。あの時代に宇宙開発に資産をぶっこむのは、いくら成功した実業家だからといって頭おかしいよなー。まあ並列してテスラ社とかやってたのもわかるんだけれどもさ……純粋に宇宙への情熱がないとまあできないことだよね。

いやまあその純粋さが怖いって話なんだけどね。宇宙開発をロマンだけでやったら現実的には結構怖いじゃんやっぱりさあ……