ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ジャドヴィル包囲戦 -6日間の戦い-

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いやー、これ見てるタイミングでキエフの防衛戦の情報とか入ってくるわけですよ。生で大統領が首都に止まるメッセージを発信してたりするわけですよ。そういう状況で見ると、ほんと、キツいですね……キツい……

今そういうマインドなんでちょっと冷静に見られているかわかんないんですけれども、いやー、しかしなー、国連の権威の失墜なんかが引っかけてあったり、あとバタバタ倒れる現地の傭兵たちの視点が全くなかったり、そもそも視点がアイルランド人だったり、なんかこう、引っかかりが多すぎてどういう気持ちで見れば良いのかわかんなくなる映画ですね。内容的には結構シンプルな筋書きではあって、エンタメとして見ることも全然できそうなんだけれども、余白とかを見るとむしろそうやってエンタメとして描かれていること自体に思いを馳せてしまうというか……たとえば急に広島長崎のウランの話が入ってきたり、ラストできちんと視点の違いによる相容れなさがフォローしてあったり……うーん、今見るにはちょっと重すぎるなあと思うし、逆に今だからこそこういう気持ちで見られているんだろうなあという気持ちもあるし……

あとまあなんだ、こっちは現実を元にしてあるけれども、初めての指揮で才能を発揮する系の戦争映画が続いてしまったな。まあ実際こういうことがあるんでしょうね。