ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ローズマリーの赤ちゃん

 

やっと観ることができたぜ……これが例のいわく付きの映画ね。

引っ越し直後の人間関係の恐さに、マタニティ・ブルーの精神的な不安さを重ね合わせてあって、あーなるほど脚本が上手いなーと素直に感心する。こういうのってどうやって被害者が得る情報を制限するのかがポイントになると思うんだけれども、アパートと妊婦の状況設定が上手く機能していて、なるほど良くできてるなーと思いました。いちいち伏線もきっちりみんなイイ感じで回収してあって、ポランスキーはキレキレだなあと思われました。

まあそういう状況の中でミア・ファローが本当にとてもいいですね。こんなん惚れてしまいますわホントに。精神的な不安をお芝居でまあうまいこと表現しているわけですけれども、まあお美しいですわよね。ショートカットにして目を惹きつけられちゃいますし、いちいちファッションがキュートでございますし。マタニティドレスですら素敵で、おなかが大きい状態で歩くの見ているだけでもう彼女を応援せざるを得ませんわ。

しかしこの後に、例のシャロン・テート事件が起こるワケでございますか。悪魔崇拝のパートって、我々からすると全然ピンとこないけれども、西洋文化だと結構リアリティがあったりするのだろーか。そこらへんの距離感はわからんなー。