ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

クトゥルーの呼び声 新訳クトゥルー神話コレクション 1

 

 

さすがに太古の昔にちらっと呼んだことはあったんだけれども、全然記憶に残っていないので新訳版を読む。のだけれども以前の訳では全然内容が頭に入っていないのがわかって笑っちゃった。いやー、自分の脳の回路にこういう世界観を読むって形式が全くないんだなーというのを思い知らされる。まあそもそもホラーに対する欲求とかがまるっきりないのが致命的なんだけれども、そこらへんどういう距離感で接していけば良いのだろうなあ……そもそもこういう小説をどのくらいの感覚で怖がっているのか、そういうところも全くピンとこないからなあ……

陰謀論、みたいな思考回路と隣接しているというか、点と点を結びつけてありもしない画を描く、そういった欲求をもう少し強く持たないと、なかなか厳しい話なのかなあとは思ったが、とりあえずちょっとチャレンジしてみたい。

まあしかし自分が様々アメリカに対する知識を入れたこともあって、そういう意味ではだいぶ理解しやすくはなっているのかなあと思う。世界史の知識みたいに、アレとコレを結びつけて自分の中で勝手にイメージが出来るところまで行けるといいなあ、と漠然と思いながら……取り合えず基本的な所を抑えてから、派生でクトゥルーものと呼ばれる流れをちょっと追いかけてみようと思うのだった。