「フランケンシュタインの花嫁」がオススメリストに入ってたんで久々に見るかーと再生を開始した。前に見たのは本当に昔だったので……
怪物の登場まで結構たっぷり段取りを踏んでいて、うおーそこまで引っ張るのか? という感じ。まさか布をめくって顔が隠されているとは思わなかったよ。カーロフの顔面は説得力があるなあと思いました。序盤の塔のシーンがズルズル長い印象でまああそこでたっぷり焦らしているんだろうなあ。わざわざここまで大がかりに作る? みたいなセットがあると、なんだかんだ間が持ってしまうのが面白い。ライティングもちゃんとホラーっぽく工夫してあるしね。
あと自分怖さって基本的によくわからないタイプなのだけれども、普通に嵐って恐怖の対象だったのだろうなあ。今だと演出の小道具にしか過ぎないけれども、天気予報もなく移動も大変な状況だったらそれは命に関わるわけで、まあプリミティブに怖いものではあるんだよな、ということをなんか今更ながらに再認識した。そういう意味で、序盤の墓とかラストの火事とか、いかにも怖いものをマシマシしてできた映画なんだろうなあ。
しかしストーリー的にはあんな街中に突然現れる怪物すげーなーとか、幼女が殺されてその犯人が怪物である根拠がよーわからなかったり、まあ色々アラがある感じもする。まーべつにいいんだけど。