ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラッカは静かに虐殺されている

 

いやー、英語のタイトルもかっこいいけど、日本語のタイトルがすげー、というか、この名称で活動してる団体なんだな。一度聞いたら多分忘れられない団体名だから、多分目に触れたことがないんだろう。ちゃんとここら辺、抑えておかなければならないやつだよなーと反省する。

映画はISがラッカを占拠して活動している現実をドキュメンタリーとして伝えてくるわけだけれども、スマートフォンを用いた現代のジャーナリズムってかんじで納得感がすごい。われわれなかなかネットに繋がらない世界というのを想像しづらい状況になっちゃっているから、外部との接触を断とうとするとうおーこんな風になるのかー。中東は衛星中継で色々やってそうだよなーと思ったら、パラボラアンテナ自体を禁止するようなことまでやっていて、いやあこういうふうにインフラを封じていくのだなーという感じ。

そこまでやられている中でも、悲劇の映像が流れてくるというのは、やっぱりスマートフォンが普及したことの凄さだよなあ。文字ベースで惨状が伝えられるよりも、映像があるとそれだけで影響力が段違いだもんなー。そしてそれを伝えることに命懸けで挑む人の覚悟たるや……

一方海外にもISの手が伸びるのは、これもやっぱりスマートフォンの普及の影響がでかいのだろうなあと思う。映像編集のテクニックや子供の育成含めて、2010年代の戦争だなあという感じ。

でもってこういう状況でメルケルは難民を受け入れてたんだなー。国会議事堂前でデモがあるんだなー。いやはやいやはや…