相変わらずの007。偉大なマンネリズムって感じ。いやまあ面白いかどうかって言われたらオレは全然面白くないんだけれども、それはそれとしてシリーズとしてここまで続くのはすごいなーと思う。
OPが突然いかにもエイティーズって感じのサウンドと音楽になって、うーん時代が変わったなって感じがする。基調は変わらないのに音楽が変化するのは面白いなー。
あと今回はロジャー・ムーアの007の最後なのか。今回は色物キャラ枠が黒人女性に設定されてんだなー。一応彼女の復讐的な側面もあったりして、うーんちょっとずつ時代が近づいてきてんのかな、という感じもしなくもないが、さてここら辺からシリーズでどう女性が描かれていくのか……
今回の見所は、クリストファー・ウォーケンの謎のブチ切れ虐殺シーンだったなあ。ラストの死に方が呆気なくてちょっと拍子抜けしちゃったけど、ストーリー的にあんまり意味ない銃乱射はなかなかよろしかったです。
飛行船は印象的なんだけれども、せっかくだからあの滑り台階段とか使える感じにして欲しかったよなあ。ラストシーンの場所からの逆算で繋ぎ的には無理やり……というのひはわかるんだけれども、侵入シークエンスとのトンデモ基地が鉱山だったのは、うーんもう少し突飛でも良いのになーとは思った。全体的にトーンがシリアスよね。