ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

靖国神社

 

 

靖国神社

靖国神社

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まあこの本が書かれた理由そのまんまだけれども、靖国問題ってもー全然意味がわかんないし、そもそも靖国神社がどういう立ち位置なのかも理解していないけど、でもなんか学び方って難しいじゃないこういうのって。Wikipediaとか目安としてざらっと眺めたりするけれども、ああいうところって担当者によってバイアスがかかるのって避けられないし、ましてこういう題材だとさらに危ないわけじゃないですか。だからなかなか入り口がないなーと思ってたんだよね。そこに来てこの本は、読みたいところにちゃんと収まってくれて大変助かる。助かる。最高。

いやまあしかしなんでそういう本に触れたかったかというと、身近でネットの知識を聞きかじりで靖国神社を持ち上げたりする人間がいたりするからで、そういうのっていわゆる知識によるマウント・論破みたいなのを仕掛けてくるのよねー。いやまあ個人の思想の自由はあるし、そういうコミュニケーションをとるのは別にお好きにどうぞって感じではあるんだが、それはそれとして対話するに当たってこちらも最低限の知識は備えておきたいと思うのだった。

個人的には「なんで天皇が参拝しないの?」というのがめちゃくちゃ疑問だったのだけれども、そこら辺を基礎知識レベルのところからきっちり解説してくれていてとても良かったです。あと、神道に聖典がない、というのも大変なっとく。まして靖国神社みたいな若い神社だったらなおさらだよなー。