ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

衛府の七忍

わははははは、なんだよこの終わり方は……まじでこれで終わるの? まじで?

いや、9巻までのテンション最高に良いし、キャラ立ってるし、さーこれようやく全員集まったらなにしてくれんのかな? 楽しみだな? と思ったら家康天ぷらで死んで突然浦島太郎がやってきてめでたしめでたし、ってオイ! それでいいのか!? 本当にこんな終わらせ方するつもりで描き始めたの? まじで? いや絶対有り得ないよなー。途中で飽きたとかそういうふうにしか説明つかない感じだよなーこれ……それまで散々マイノリティが権力に抑圧されている状況を描いて、人間でない物になってまで復習を遂げる設定を作っておきながら、ラストで急にぽっと出の浦島太郎を倒して終わりとか、まーちょっと意味がわからなすぎるぜ……スターシステムっぽいものまで持ち込んでコレなのはある意味狂気だよなー。

いやでもそれぞれのエピソードの面白さは相変わらずすげーんだよなー。キャラは相変わらずビンビンに立っていて、オマケに言語センスも突き抜けちゃってて素晴らしい。生きたセリフで笑わせに来るのはやめて欲しい最高。

エピソードとして一番面白かったのは沖田総司で、あの最高にイカしたキャラとタイムスリップ感とラストのオチと……ってのがまあちょっと完成度高いなーと思わされました。柳生宗矩出てくるのとかオレレベルで「うひゃー」ってなっちゃうしね。「突き」という駆け引きもきちんとロジカルに描写していて、うん、とてもよいですね。