ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

公安調査庁-情報コミュニティーの新たな地殻変動

 

「公安」ってなんなのかよくわかってなかったのでなんか当たりたいなーと思ってとりあえず対談の辺りから触れてみようかーと手に取ったんだけれども佐藤優が何者なのかという疑問がデカすぎてこんなん話が頭に入らんわ! 自分もそんなにこの人の本とか呼んだことないけど、まあ色々なことを知ってんだなーという漠然とした印象しかなく、うーんそっちの方が気になりすぎるぜ……なんか対談という形式が帰って悪く機能してるんじゃねーの? みたいな気持ちもなくはない。

しかしまあ本としては、そもそも公安調査庁という組織が一般に知られていないこともあって、基礎的なところからちゃんと触れてくれていたので良かった。MI6とかの事情もきちんと触れてあって、それまでスパイ映画で漠然とした印象しかなかったものになんとなーく理解が深まった、ような、気がする。

しかしこうやって見るとGHQってのは日本の国家に本当に重大な役割を担ったんだなーすっげー当たり前だけれども。でもてんやわんやの中でそんな猛烈に組織を作ったのだからそれが完璧であるわけもなく、きちんと内実がアップデートしていかなければいかんのだなー。逆にそういった創立当初の目的がきちんと見えていないと、まあ目先の利益に囚われて組織改革しちゃったりするから、注意が必要なんだろうなー。