ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

語り継ぐこの国のかたち

 

うーん今読むとちょっと面白すぎるな……最近ちょこちょこ第2次世界大戦のドキュメンタリーも読んでるから、そこも合わさってめちゃくちゃおもしろい。国家は非常時にその本質が浮き出ちゃうんだなーと言う感じ。

ただ本当のことを言うと、知りたいのは戦後の日本がどのように民主国家を創りあげようとしたのかというところで、そこら辺があまり触れられてないのは残念だったなあ。同じことを繰り返している感みたいなのはまあどうしたって感じてしまうわけだけれども、じゃあそれを起こさないために戦後の日本人はどう考えたのかとか何をしようとしたのかというところを、当事者の視点で語って欲しかったんだよなーと言うのは正直ある。大日本帝国憲法の問題と、それに対比する日本国憲法の位置づけみたいなのは、別の機会で語ってたりするのだろうなー。昭和史とかいっぺんきっちり読むべきなのかもしれないと思った。

しかしそれにしても司馬遼太郎の立ち位置がわからん。そもそも日本史にそこまで興味がある人間じゃないし、小説も随筆もほとんど読んでいないから、新聞に載ってた白いマッシュルームのおじさん、という感じなんだよなー。ちゃんと読まねばならぬかもしれぬ……