われらが背きし者

われらが背きし者 スペシャル・プライス [Blu-ray]

んあー？　コレ絶対見たことあるんだけどなんで感想書いてないんだ？　謎。いやまあ ジョン・ル・カレの訃報が入って話題になったときに「あーこれ見てないなー」と思って見たいものリストに入れてたくらいだからすっかり忘れてたんだけれども、しかし見直すとシーンシーンは印象に残っているし「あれ？　なんでオレ忘れてたの？」って感じ。２回目見たからか内容もめっちゃわかりやすくて、うおーエンタメだー面白ーいってふつーに最後まで見切ってしまったので、うーん我ながら不思議すぎる……

まあなんと言ってもメインふたりのカップルがドラマの核になっているのがめちゃくちゃ効いていて、外的なトラブルによって危機的状況にあった夫婦が再生される、というつくりが実はめちゃくちゃ良く聞いてるよねー。しかも妻が知的な黒人という立ち位置も、特殊な状況ではあるけど必然性と説得力がめちゃくちゃある。うーん、良くできてるなー。

あと登場人物を嫌わずにすむのがすごいなあ。MI6の人とか、普通は嫌われ者になりそうなところを、電車でちゃんとフォローしているところには「あーえらい」と思いました。

それにしてもフレンチアルプスはズルいなー。電車の空撮も層だけれども、ああいう絵が挿入されるだけで雰囲気出ちゃうもんなー。コロナ落ち着いたら1回は行きたいよなー。