ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

新・カラーでよみがえるアメリカ 「移民大国への道」

 

うーん、おもしろいなー。面白いのはアメリカのなんやかんやの知識を得たからだろうなあ。アメリカが移民の国で、だからこそ移民との軋轢が国の根っこのところにずーっとあったのだなあというのがよくわかる。GMが「るつぼ」で新入社員を迎えるあたりとか「うおーアメリカー」って感じ。しかし全体的に黒人の問題が避けられていたのは、これ別の回でまとめて取り上げられてるんだろうなあ。じゃなきゃスコーンと抜けてるのおかしいもんなあ。

しかしエリス島ってのはやっぱり時代の象徴だったのだなあと強く思う。時代というか、アメリカという国のある種の象徴? 今の映画とかでもガンガン出てくる場所だから、きっとこういう知識があるとないとじゃ全然作品の見え方が違うんだろうなーなんてことを思いました。

しかしこれ多分モノクロだったらこんな楽には見られないんだろうなあとは思う。このくらい控えめでもいいから色がちょっと乗ると認知のスピードが上がるんだろうなあ。そういえばピーター・ジャクソンの「彼らは生きていた」とかはフレームレートも補完されてもっと自然に見られるのだろうか。見とかなきゃいかんなあ……