そのままの勢いでパート3。展開はありながらもどっちかというと谷というか、次の山に向けての準備の段階かなー。
しかし否応なしにオウム真理教を思い出しますね。もちろん単純に比較はできないのだろうけれども、スポークスマンのディベートつよつよな振る舞いでメディアを席巻している当たりを見ると、どうしても連想してしまうよねえ。勝ちと負けに単純化して雰囲気で善し悪しを決めてしまうメディアの効果ってのはまじやべーし、それは今こうやってフェイクニュースが氾濫するインターネットの現代ではさらに先鋭化しているよなーという感じがする。やっぱディベート文化は良くない。
しかしあのスパイとして組織に潜り込んでいるおっさんの存在感、あれいったいなんなんじゃろ。突然映像的にも凝ったりしちゃってもう笑わざるを得ない。後はナイキかー。突然ミュンヘンオリンピックの出来事とか時代のワードを出されてナイキが出てきてそれがこのカルト教団に繋がって、みたいなアクロバティックを決められるとまあふつーに興奮してしまいますね。
あとようやく出てきたカルト教団の内部の映像も構成の妙って感じではあるなー。インドの瞑想とかヨガとかって肉体を通じて自分の脳の化学変化をコントロールする術で、だから長い歴史があるんだろうなーとか思いながら見ました。