ま、まさか2巻が出ていたとは…
ラストの奥村編集長とのインタビューで「1回しか休まなかった。どうしても起きられなくて」に「偉いじゃないか」って会話がすらっと出てきているのがうおー重いなーという感じ。今Twitterとかで自分のパーソナリティを切り売りして漫画をかいているひとをみるとどうしても桜玉吉を思い出してしまうんだよなあ。
作品の内容も最後で言われてる通り「ムカデの話ばっかり書いている」って感じもあるが、なんだかんだ人間が年老いて自然に回帰していくんだなーってニュアンスはめっちゃ感じますね。娘と娘の彼氏が現れる回のオチをつけない感じとか、いやー参るなー。
あとなんだかんだで地方の老人との関わりがガンガン書かれていて、おーすごいこういうのをちゃんと漫画に起こすんだなーというのがある。っていうかこの生活で車がなかったらそりゃ生きていけねーやって感じだし、暴走老人が事故るのを避けるのって無理だよなーやっぱり。
んあー、あと前の巻って父親との関わりって結構描かれてたんだっけ。父親母親姉との思い出みたいなのか所々に挟まって、なんだかそういうフェイズなんだなーとしんみりしますね。