ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語

 

後編なわけだけれども、うーんやっぱり後半の論理の飛躍が素晴らしいなー。ループの出来事を最低限でまとめてあるのも職人芸って感じだけれども、ラストのドラマのカッ飛ばし方を見ているとうーん虚淵玄はコッテリSFマインドの人だぜ……と思う。そこら辺の基礎力を生かしつつも、それを百合の人間ドラマとガッツリ噛ませてしまったわけで、うーんこれは結構奇跡的な組み合わせになってしまっているよなー。

劇場版としてあそこで区切ったのはたぶんやっぱり正解で、結構余計なところに気をやらずにドラマを見直せるなーという感じ。尺的には難しい判断だったろうとは思うけれども、自分としては圧倒的に支持します。

しかしこうやって閉じられると「叛逆の物語」ももういっちょ見直したいなーという気分にさせられますね。ぶっちゃけそんなにストーリーの内容理解できてないなーという感じだったので。でもなー、この先のストーリーをあーだこーだこねくり回す先に、なんか面白いドラマが構築できるの? という感じは正直するよなー。ループすることでキャラはどんどん人間から神に近づいてしまうから、そこを人間視点で共感していくドラマを作ってくのって、うーん、やっぱり難しいでしょ……