移民局がフローチャート式でなくそれぞれの状況を加味して判断しなければならないのもわかる。それゆえに過ちを生み出される余地があるのもわかる。けどこの状況ってシステムが生み出した歪みみたいなもので、個別の人間に悪の役割を押しつけるような描き方になっちゃうのは怖いよなー。あの上司、そういう感情の誘導をされかねない演出になってませんでした? 凡庸な悪……とまでは言わないけれども、まあしかしそういう組織の側面がテーマになっているわけで。いやぶっちゃけ個人ではアレどうにもできないヤツだから、組織そのものの改変が必要だよねえ……ということで次は選挙の話になるのか。なるほどなるほど理にかなってる。やっぱアメリカって大統領が誰であるかがダイレクトに政策に反映される国家なんだなあと思いました。
GPSを足につけて監視して、というのが合理的なシステムであるのはわかる。しかし1日3回充電って言うのはちょっとしんどすぎよねー。しかしアレ個人の意志では取り外せないような感じになっているのかしら。
あとまあ移民の勾留ってのは問題よねー。発言機会がないだけに人権も無視されがちな状況にはなりやすいかなるほどなあ。