ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

自殺するには向かない季節

 

自殺するには向かない季節 (講談社ラノベ文庫)

自殺するには向かない季節 (講談社ラノベ文庫)

 

いやー主人公の思考回路が余りにもひどくて「は?」「は?」「は?」と思わず声が出てしまい読み進めなくて困った困った。時々こういう読書体験あるよなー。っていうかいちいちかっこつけて言ったジョークが寒くてなー。全然上手いこと言えてないのにそれに気付けてない感じがマジで読んでてしんどい。

大体タイムトラベルものに死とかを絡めて雰囲気出せばそれっぽくなる、のはまあわかるんだけれども余りにもルーリングが適当なのでもう何にも興味が持てない。2周しかできない中で運命に抗えないみたいなルールはどこに根拠があるのか全く以て不明だし、それがチュー一発で解決されてしまうのはまあそれを持ってくるしかないとはいえそこに至るまでの段取りが少なすぎるでしょまじで。

あとはなー、ヒロインのいじめられエピソードの説得力のなさなー。自分に近づかれたからっていじめっ子の当てつけとかさすがにエスパー過ぎるし、それがそのまま自分への行為にすり替わるとかもうなんつーかひどすぎるでしょ……っていうかこういうヒロインのリアリティのないキャラ性でそんなビミョーなイジメとか描かれてもなーさっぱり共感できねーよなー。

いやー、自分には厳しかったですはい。