訳あってちょー久々に観るのであった。うーん、内容すっかり忘れておったなー。
ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが芝居でガップリ! という感じではあるが、しかしコレばっちりウーマン・リヴの映画だったのねー。見た当時は全然知識がなくて「なんやこの身勝手な行動は」とか思っていた。いやまあ今見ても確かに身勝手な行動には見えるけれど。
そういう意味では女性の描き方がちょードキドキってかんじで、ラストでメリル・ストリープが良いところ見せなかったらこれさすがにちょっと逆に描き方がひどいよなーと思いながら見ていたのだった。まーアレがなくてもけっして良いとは思えないけれども。夫側の描き方がもう完璧にヤンキー構成メソッドで、妻側が最後までヒステリックでエキセントリックな女性って感じだものなー。ちょいしんどいよなー。まあ、メリル・ストリープが共感できるように仕上げてはいるとおもうけど難しい役柄だと思う。
あとは意外と子供との仲良しになるパートがモンタージュというか、一足飛びだなーと言うのが驚きで、ふれあいだったり困難の克服だったりが特にドラマティックではなく日常の積み重ねでいつの間にか解消されている感じがチョーリアルでよかった。会社との問題もダダ滑りであの感じになったのがとてもよい。それでも説得されるのは、まあ家族ってそういうもんでしょうという信頼があるからだよなー。
そしてまあ、フレンチトーストのくだりは素晴らしすぎますね。