ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

LA発オリジナルズ ~チカーノ・パワー~

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最近チカーノの話を多く見ていて、そもそもなんでNetflixにこんなにチカーノ特集あるの? と疑問だったのだけれども、あーこれもしかしてあれかトランプに対するカウンターだったりするのかしら。LAのスラム街にアトリエを構えてホームレスと触れ合う辺りのパートであーそうかーもしかしたらと思ったんだけれども、そこら辺の肌感は堂なのかしらねえ……

話的にはなんか肝心なところが抜けている感じがしている。ふたりの関係性が軸になる話のはずなのに、2人の出会いと別れという超大事なパートがヌルっスルっとスキップされている感じでそれでいいのか。2人のパーソナルな部分に感情移入できないまま、音楽業界に起こったタトゥーの大きな変化みたいな現象部分にばかりフォーカスがあたってしまっている感じ。「最初から2人は意気投合した」みたいなことを言われるよりも、そこに対立のドラマがあった方がそりゃあ人間面白くお話を追いかけられるよねーという感じがした。

まーしかしチカーノ的な文化っていつの間にか日常見かけるものの意匠にも滑り込んだりしていて、あーなるほどこういうバックグラウンドがあって日本も影響受けていたのね、というのがちょこちょこわかって楽しい。というか90年代あたりを振り返るときにみんな日本にツアーできて影響を残しているのがあーそうなのかーってビックリしつつ、うーん今は中国とかにそういうことが起こってるんだろうなーと思う。