ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ブレイキング・バッド Season2

 

このシリーズ、話が進むほどに評判が高くなっていくという話は聞いていたのだけれども、あーなるほど確かにって感じ。一期の家庭内のアレやコレやはちょっとしっとりしすぎていたよねぇ。相変わらず妻のキャラ造形はちょっとどーなのと思うところはあるけれども、基本的にキャラの立ち位置が明確化されて彼らの行動を追いかけるのがだいぶ楽しくなってきました。

特に良いのがジェシー君のヘタレっぷりで、ここまでウジウジしてたら普通嫌われるだろ? と思うんだけれども毎回ひどい理不尽暴力・極悪展開を食らう物でむしろ好感を得てしまうという、いやーなんつーか希有な立ち位置と思います。

あとバツグンに良いのはあの弁護士だよなー。登場して数十分でキャラの有能さをアレだけ示せるとは思わなかったぜ。行動原理がこれ以上なく明快で、しかも主人公のメンターとして超優秀なのはマジですごい。こんな立ち位置おいしすぎるでしょ。

エピソードとしては、メキシコに拉致されかける回とか、あといないいないばあの回とか、単品できっちりシチュエーションが完結しているのがやっぱり印象に残りますね。あーでもベストはやっぱりヘロイン見殺し回かなー。ちょっと無理やりではあるけれども、直前のバーでおやじさんと会わせてる辺りの演出が憎い。

しかしラストのあの飛行機なんだったん? アレだけ引っ張って引っ張ってアレなのかーという感じ。この後でちゃんと話の展開に絡んでくるのかしら……