ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

デジタルVSリアル(2)「さよならプライバシー」

 

第1弾は大変良かったんだけれども第2弾は全然ダメだった。何が「デジタルツイン」だよ。あんな大仰なこと言っておいて検索結果みりゃわかるようなことばっかじゃねーかよ。オレもDMMの購入履歴を漁ったらどんなエロいオカズが好きかとか完璧にわかられてギョッとするよ。統計とればふつーに平均寿命とかと紐付けられるでしょうね。そんなん当たり前じゃん。

Amazonの監視カメラや香港の警察の話はまあ面白くて、監視カメラの動画もふつーに人物に紐付けが余裕だから、やろうと思えば人間の行動がバッチリ追跡できちゃうよね。それが香港のように利用されると明らかにマズい状況が生まれてしまうのはよくわかる。

でも番組内では「情報を渡すと便利さと引き替えにプライバシーを明け渡しちゃうよね? こわくない?」レベルのことしか言ってなくてそれが最高に腹立たしいなー。ヨーロッパの議会でプライバシーがどのように扱われるべきかという運動が起こってることちゃんと抑えてあるのに、その背景にある思想に踏み込まないで感情的な話に終始してるの最悪でしょ。普通にプライバシーとは何かとか、公共性とは何かとか、そういうところにもっと踏み込めよなー。