ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-

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いやー民主主義。民主主義だわ。すげー。

なによりこういう映画がきちんと撮られることがすげーと思うよ。だって選挙を始めた時点で娘とチラシ配りでしょ? ちゃんとそこから映像が残っているのがホントにすげーよ。いやあ……

でもまあ単純に成功者の話になっていないのも良いよね。映画は何人かの候補者を追っていて、それぞれがあまり政治に関わりのなかった人間で、でも現状の政治に疑問をもって草の根運動を始めた人たちで。そういう人たちがなんとか金をこしらえて、でも当選できなくて……の悲哀をきちんとフォローしつつ、だもんなあ。構成としては尺が足りなかったのかな……という気もするけど、まあこれはこれでちゃんと機能していて良い。

しかし公聴会や討論で民意が定まる状況ってのは、すげーよなー。機能していることに驚く現状がダメなのはわかってんだけど……アメリカでも別に全部機能しているわけではなくて、だからこそ映画の中でこうやって取り上げられているのだろうけれども、そもそもそういう機会がゼロだったら取り上げようもないわけだもんなあ。いやはやデモクラシー。

ってかまじでインターネット上で選挙運動が行われないのが意味わかんねー。いやもちろん「グレート・ハック」だの現状の政治系のニュースサイトだのを見ていると確かにわかる、わかるんだけど、民主主義を実現するにはネット上での活動って絶対さけちゃいかんところだよなーと思いました。