ううううううーん、いまいちおもしろくなーい。
多分そういうテニス界に思い入れがある人にとっては色々感じ入るものがあるないようになってるのだろーか。よくわからん。よくわからんけど、少なくともテニスとか全然知らんオレにとっては、その背景とか動機とかにいまいち感情移入できない中で、ロン毛のおっさんふたりが「ふんっ!」「はっ!」みたいなかけ声あげつつコートを踊る場面をスローモーションで眺めさせられるという、まーある種拷問に近い時間なのだった。いやーいくらあのタイブレークが歴史上すげー山場だったからと言って、この切り口でこの内容は物語に乗り切っていないでしょう。なんかふたり最後は激闘の後の友情、みたいな感じになっちゃってるのもワケわからんし。いやまあ現実なんて得てしてそういうもんなんだろーなーとは思うがね、思うがしかしこういうタイトルの映画にするんだったらそれなりのドラマティックな展開とか用意し解くべきなんじゃなかろーか。
しかしよく考えるとテニスってこれだけ世界中で有名なスポーツなのに、映画として切り取られることがいまいち少ないよねーなんでだろう。あんまり映像映えしない、みたいなのもあるのだろうか。真上から見下ろした映像が一番面白かったんだけど、いきなりOPで出ちゃってたからなー。