ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ファイナルカウントダウン

 

なんじゃこの映画? どーやって見れば良いの?

こういうタイムトラベルものって、どうしたら時代を改変できるかとか、どうやったらもとの世界に戻れるかがテーマになるのは普通だと思うんだけど、その両方共がズッコケ処理をされててビックリしました。見終わった後に「一体何だったんだ……」という感覚が半端ない。

そもそもタイムトラベルものなのに、時間を移動した証拠がこんなにわかりづらいのもビックリするよなー。当時のパールハーバーを再現することすらしないんだもんなー。ザ・低予算って感じ。

かといって人間ドラマが厚いかというとそういう感じでもなく、カーク・ダグラスもいまいち存在感が薄い。全然重要な役割に見えないもんなー。ラストで「実は私だったんだよー!」とかとってつけたようにやられても失笑しか出ませんね。

しかし1980年でこういう映画が撮られたんだなーという感じはある。いや、例えば『トラ・トラ・トラ』とかも見てないから、ハリウッド映画で日本人がどのように描かれていたのかっつーのはイマイチピンとこないんだけどさ。でも零戦が民間船だけではなく、そこから脱出した生身の人間を銃で撃つとか、さすがにちょっと演出の要請が強すぎでしょう……