ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

マンデラの名もなき看守

 

マンデラの名もなき看守 (字幕版)

マンデラの名もなき看守 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

マンデラがアパルトヘイトが終わった南アフリカ共和国で大統領になって、みたいな話は一応歴史的に知ってるけど、あーそうかーそういう感じなのかー。ってか政治犯が軟禁されるみたいな状況もあんまり良く理解できてなかったんだけど、なるほど海外からの圧力なんかも含めつつこういう状況に陥るワケね。68年とかから始まるのが大変納得。あと政権交代で方針ががらりと変わるものなんだろうなあ。

序盤とか結構わかりやすいくらいにわかりやすくエピソードがつくってあって、正直ちょっとやりすぎかなーと思うところも多い。ってかさすがに子供をダシに使って主人公が疑問を抱きはじめるのは、いやもちろん理にはかなっているんだけどナンダカナーという感じ。「歴史に名前を残したい」とかそんな動機は結構雑だなーと思うし、息子の死からの復帰とかも、うーんもうちょいこうやりようがないかなあ……という箇所が結構ある。

その一方で大変良いシーンもポツポツあって、面会で「触っていいのか?」がまず口をついて出るのはあーなるほどとても良いなあと思う。あとは棒術で戦うシーンも抜群で、いやーベタだけどああいう理屈が繋がってないようで繋がっているようで……みたいなのがストーリーにとって一番大事なんだよなーと思います。