ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ダイヤモンドの犬たち

 

オープニングからイカす音楽がガンガン流れて大変ゴキゲンな映画である。砂漠を舞台にダイヤモンド強盗を企む男たちと裏切りと銃撃戦! 美女もいっぱい出てくるよ! という、まあ色々快楽中枢に従順な映画でございまして悪いわけがないですね。というかいちいち出てくる美女がナイスバディの美女でうおーすごいなーとなる。

ピーター・フォンダやらクリストファー・リーやらO・J・シンプソンやら、まあおれでも知ってる名前の役者さんがガンガン出てくるわけですが、テリー・サバラスの存在感がマジで半端ねーなー。途中のヒロインに迫るシーンの嫌らしさったらなかなかないと思いました。ハッピーエンドにさせてもいいはずのラストで、なんの脈絡があるのかもわからんけれども突然悪役力を発揮して呪いをかけてる辺りもとても印象に残りますね。

ストーリー的にはなんか色々無理がありそうで、そんな強引に偶然性引っ張って裏切り入れなくて良くない? とは思う。仲間同士で色々いざこざがあったところで、それが原因で死亡……みたいな展開にはならなかったしなあ。いやまあ砂漠で殴り合いがあって映像的には大変美しかったけど、アレ全然要らないよね話的には。