ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ファイナル・イヤー

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オバマの最後の一年を追いかけた映画。

今見るからこそ色々見えてくる映画だなーと思う。特にトランプ絡みのエピソードはかなり思うところがあって、まあ言ってみればトランプって色々言われながらもなんだかんだまだ世界はやっていけてるわけで、この映画のトランプの切り取り方の意図が強烈に香ってくる感じがするよね。民主党の人、特にオバマ政権を支えていた人にとってしてみればあり得ない結末だったのだろうし、ヒラリーの選挙戦で集まった女性陣の映像とかは輝ける未来へのバトンって感じにしようとしてたんだろうなーとか思うけど。今のオバマの評価なんかも含めて、もう少し客観的な目で政権は評価しなきゃならんのだろうなーとかは思う。

ともあれ、ここまで青臭い政策を巧みな演説で見せてしまうオバマはすげーと思うし、そういう人間を国のトップに据えることのできるアメリカという国は(その次がトランプって事実も含めて)、改めてすごいなーと思う。というかオバマの演説がウメー。見栄えもするし当意即妙だしいやー、こういうリーダーがいたらそりゃあ信じたくなっちゃうよねー。広島の映像なんかどうしたって歴史的意義を感じて感動しちゃうし。うーん、自分は歴史の大きな1ページを体験したんだなーって実感は、やっぱり大事だよねえ。