ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

バッド・チューニング

 

バッド・チューニング (字幕版)
 

リチャード・リンクレイターって以外と観てる監督だなあ。全然今まで意識していなかったぜ。

『アメリカン・グラフィティ』みたいな映画ではあるんだけれども、あれよりもずいぶん方の力が抜けている感じがいいね。映画の教科書には載らなくても全然オッケーって感じが逆に好ましい。まー恋愛とかは一応あるけどメインが「尻を叩け!」だからね。っていうか前知識がないからもう全然意味がわからないよねなんで彼ら尻を叩かれてるわけ? なんてのはまだ甘っちょろくて、全身をケチャップ&マスタードで塗りたくられてしまうティーン映像の衝撃。そして洗車でびしょ濡れになってしまう衝撃。なんなんだあれ。ホントにあーゆーのがアメリカの学生の標準的な学生生活に組み込まれてるの? 嘘でしょ? オレ絶対不登校になるわ。

しかしこんなのを高校生時代に観たらそりゃあ酒もハッパも憧れちゃいますよねー。色んなものが表現規制される昨今でありますが、パブリック・エネミーとまで言われた大麻がこんなフツーに吸われていたら、そりゃまあ普通に都合だよねーと思わざるを得ませんね。というかアレか、建国200年の時代性がここで意味を持ってくるヤツなのか。

しかしもう名曲ラインナップが名曲過ぎて何コレ? って感じ。こんなメジャーな曲しか流れない映画なんて他に知らないんだけど。サントラがあったらこれ無限に聞いていられるでしょ。