ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

見えない都市

 

見えない都市 (河出文庫)

見えない都市 (河出文庫)

 

方形の円 (偽説・都市生成論)』を読んだときに結構名前が出てきていたので、んじゃまあ読んでみるかーと。

いやー、幻想小説って感じである。全然そういうの慣れてないからだいぶ読むのに苦労した。もちろん『方形の円』もリアルな感じの小説ではないのだけれど、こっちはもう比べものにならんというか。そもそもここで文字として描写されている物語がどのような形で語られたものなのかという不確実さが前提でふわふわー、という感じ。中で語られている都市も、その描写は端々が詩的で美しくその美しさを噛み締めていればいいのかなーと思うものの、しかし本当にそれでいいんだっけ? わからん。こっちから積極的に読みに言って解釈しなきゃならんワケで、うーん私あんまりそういう読書体験に慣れていないのだなーと。

ってか街の描写って実はそんなに印象に残っていなくて、結局マルコ・ポーロとフビライ・ハンの禅問答みたいなのばかりが記憶に残っているんだよなあ。うーむー……