こ、こ、コンパック！？ まじか……まじでコンパックってこんな立ち位置の企業だったのか……パソコンに初めてちゃんと触れたのはWindows95からだったから、いやーまさかこんな企業だったとは思わなかったぜ……日本だと「安い！ パソコンの価格破壊！」ってイメージだったよなあ当時にすると。オレはゲートウェイ贔屓だったけど。
いやまあとにかくテキサスから出てきた謎の会社が突然急成長してIBMと戦えるようになるのが謎。最初の持ち運び可能なパソコンというコンセプトが受けたのは分かるんだけどさー、その後なんであんなに急成長しちゃってるのかサッパリ分からん。マーケティング＆プロモーションがよかったってこと？ いやーしかしジョブズの持つ強烈な個性となんだかんだカッコいい戦略を知っちゃってるからなー。よくわからないコメディアン連れてこられても全然ピンとこないよなー。
しかしまあこんな一斉を風靡したメーカーでも30年くらいでなくなっちゃう、どころか風化して忘れ去られかけちゃうんだから、諸行無常を感じるなあＰＣ業界。序盤で一生懸命iPhoneを出したりGoogleを出したりで、コンパックが今のIT業界に大きな影響を与えたかを植え付けようとしていたけど、アレって正直失敗してません？ 社長さんも結局どんな人物で何が優れていたのかサッパリわかんないし、うーん、ドキュメンタリーとしてはもう少しストーリーを彫り出してくれた方がよかったのかなーと思う。
