ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

バチカンで逢いましょう

 

バチカンで逢いましょう [Blu-ray]

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バグダッド・カフェ!! バグダッド・カフェのおばちゃんなのか!! いやー、改めて調べてビックリした!! でもめちゃくちゃ納得した!!

バグダッド・カフェは掃除がキーになっていたけれども、この映画では調理がキーになっていて、あーうんなるほどなーって感じ。人生は色々面倒臭いことだらけだけれども、取り合えず目の前の生きるために必要なことをテキパキとこなすことで、なんか良い気分になるのはちょー大事なんだなあと思う。それを小気味よい編集で見せられるだけでまあ大変気分が上がりますね。

最初はいかにもわざとらしいキャラ付けで「うーんちょっと戯画化が過ぎるのでは?」と油断していたところに突然罪の告白みたいな要素を入れて来るのはちょっとビックリする。まあしかしそんなキャラクターに収まりきらない人間性を内包するこのおばちゃんが役者として許容量があるなーってことなんだろうなあ。なんだかんだベネディクトの前から逃げ出しちゃうヘタレっぷりはよい。

しかしまあこの女性陣と愛の距離感というのはなかなか難しいよなあ。バスからロッカーを見る下りとかあのくらいの落とし方でよかったのかしら?