ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ローリング・サンダー・レヴュー: マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説

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マーティン・スコセッシの音楽ドキュメンタリーは評判高いよなーと思っていて、あの監督がどんな風にドキュメンタリーを撮るのかを1回見たかったのである。あとボブ・ディランがわからなかったというのもある。『アイム・ノット・ゼア』とか困惑した記憶しかないもんな……

なんて状態で見始めたんだけど、マーティン・スコセッシのドキュメンタリーってのはよくわかんなかったし、あとボブ・ディランもよくわからんまま終わったなーというのが正直なところなのであった。

前者に関しては、スコセッシはふつーの映画もふつーに撮るよということなんだろうなあ。まー過剰で過激なスコセッシ節も嫌いじゃないけれども、この映画は素材をいかにして料理するかってとこがポイントだもんなー。でも残念ながら自分、その素材に対する知識がなさ過ぎなのであった。アメリカ建国200年でニクソンが辞任して、みたいなバックグラウンドがサクッと入られると「うおー文脈がわからん」ってタジタジになる。辛うじて『ザ・ハリケーン』の下りは映画を観てたからわかったけど。そしてバックグラウンドを知っている状態で聞くから音楽が大変良く理解できた気分になれる。

あと後者のボブ・ディランについてはふつーに勉強しようと思いました。むしろ当時の時代背景を浴びたって感じの映画体験ではある。でも横の時系列が全然わかんなくてなー。KISSとか勝手に80年代と思っていた。

あとラストでライブがずらずら並ぶのは圧巻だよなー。大小問わずあんなにたくさんのステージを、しかも今も続けてるって、いやーちょっと信じられない。

 

2019/07/01 追記:

rollingstonejapan.com

全然フツーの映画じゃないじゃんスコセッシよぉ!!!!