ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

インド・オブ・ザ・デッド

 

タイトルが一番面白い。「Go Goa Gone」って原題もなかなかイケてるけど。

冒頭のトリップ描写はなかなか洒落ていて、おっコレはもしや期待できるのでは……と思ったけどドンドンテンションが下がっていってうーんって感じ。ゾンビものとしての趣向が「インドが舞台」だけではちょっと弱すぎる。というか孤島がインドだっただけで、あとはちょっとメタなギャグをいれたゾンビ映画でしかなくて、最初に見てたスリルパロディのインドダンスの方が全然良い。へんなDJでガンガン踊るシーン入れるくらいだったらミュージカル入れて欲しかった。

ってかなんなのあのニセロシアマフィア。こんなジャケットでフィーチャーされるべきつくりでもないじゃん。キャラが立つってのは当初軽視されていた構造がストーリーと共に自然と表面化して来ちゃうからこそ許されるわけで、これじゃただの悪乗りじゃないのかなあ。メインの三人のドラマだって、もうちょっと描きようがあるように思えてならない。

ま、とりあえずババのクサへの思い入れが大変よくわかった。インド人はほんとガンジャが好きねえ。